散歩おじさんの放浪記

人生を豊かにしたい助兵衛で投資初心者の徳積み

たまにはインターネットから離れたい

じゃあブログ書くな。って話なんですがつらつらと雑記を…

(まずブログサボりすぎですねあけましておめでとうございます)

 

インターネット上での成果物をお給料としてるお仕事なのだが、

最近はネットでの発信があまりにも多く情報過多で疲れてしまう。

みなさんも最近はそう感じるのではないだろうか?

 

必要な情報を引きだすブラウザアプリだけでなく

動画やゲーム、散歩おじさんもよく使う出会い系アプリ(キモっ)などの娯楽、

リアルタイムを配信するSNSでの投稿いろんなことができて便利な世の中だ。

 

でもそこにはSNSでの友人の情報、広告・宣伝などおまけ情報もたくさん。

「業界No.1!当社負担の安心保証サービス!」

「~~なら当社へ!他社も知らない成功法教えます!」

 

なにかのサービスを受けたく検索しても競合サービスの増加に伴い、

ユーザーが良し悪し判断することが多くなった昨今のリスティング広告

友人の近況報告にリアクションすべきか否か、するにしても

どのようにリアクションすべきか考えるSNS

仕事や家庭のことでもっと頭を使うべきところがあるのに、

そんなところに頭を使うようになっているのではなかろうか

(最近の女子はどこに集まるのかなど)

 

人は一日1万回近く決断をしていると言われているが、インターネットの普及で

その回数はもっと多くなっている、もしくは普及前はもっと少なかったのでは?とも思う。

 

そんなことを考えるようになったきっかけが2つある。

ガラケー生活地方出張だ。

 

筆者は模範的な社畜サラリーマンなので業務用携帯を持ち歩いているのだが、

支給されたのはインターネット回線のないガラケーだ。

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「なんてアナログな!これでは作業効率がうぬうぬぬぬうdshyどぁうg」

と思っていたのだが後になって良さも感じるようなった。

 

ある時私物のiPhoneを忘れたまま出勤し、一日過ごすことになったのだが、

電話とSMS以外に触ることもなく通勤の電車でも本を読むしかなかった。

一日ぐらい友人の近況みなくても、ゲームのログインボーナスをもらえなくても、

出会い系サイトとの気になるあの子に返事をしなくても、

 

 

 

 

 

 

 

全然問題ないのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんなら普段より教養や仕事に打ち込むことができて学びが多く生産性も高い。

 

無論帰ってからすぐにスマホにかじりつきアレコレ済ます訳なのだが、

四六時中触ってなくても全然生活には困らないのである。

(まあ職場PCで自由にネット環境さわれるからだけども)

ゲームもない出会いもない気にする情報だけ頭や耳に入り、脳みそがきれいに処理をする。

決断する回数が格段と減っているのだがが、なんだか仕事への達成感、充足感がある。

好きなブロガーさんは”帰宅後に自宅のポストにスマホを投函して夜を過ごす”

という実験をやっていたように、外出のないある曜日だけスマホを置いていく。

かなり新鮮な感覚でなんならその曜日が待ち遠しくもある。

 

 

そんななか突如の福岡出張があった。

前日に招集がかかり、2泊分の簡易的な荷造りをして飛行機へ。

4月からJALANAで客室Wifiが開始されているが当時はまだ2月。

機内でもスマホを見もせず降りてからもガラケーしか見ていない。

街のどこぞでガラケーを開きSMSで数字を何度も押す仕草は、

色んな人に「なんでこのご時世にガラケーで連絡を」という不思議な目で見られる。

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?コレなんかイケてんじゃない?

 

 

 

 

 

 

 

そう勘違いしたまま夜は現場の若いスタッフとガラケーを持って若者が集まる地へ繰り出した。

もちろんiPhoneをホテルに置いて、だ。

 

ホテルから市街地に向かうバスに揺られあらゆる妄想した。

「お姉さん!東京から来たんですけど福岡お勧めの飲み屋とか屋台あります?」

「あ、俺ガラケーなんだよね。Google Mapで見せてくれない?」

「あとで友達来るからURLも欲しいんだけどLINEなくて、番号教えてくれない?」

「(通話)もしもし、良いお店だったありがとう。お礼に一杯おごりたいから合流しない?」

 

 

 

 

 

 

 

完璧だ。

 

 

 

 

 

 

 

ガラケーであるが故のあまりに自然な流れ。

 

 

 

 

 

困った人を助けずにはいられない博多美人に通用しそうなシチュエーション。

 

 

 

 

 

LINEなどあとくされの全くない一本の細い繋がり「電話番号」

既読無視という概念をも取り払ったシンプルで余裕のある紳士的な繋がり。

数年後、その博多美人が進学や就職で上京したとき電話がかかってくる。

 

「あ、番号変わってなくて良かった…私東京で働くことになって…いろいろ教えてほしくて…」

 

「その…/// 、あなたの住んでるところとか…/// 彼女いるのかとか…///」

 

(ここまで妄想)

 

 

 

 

 

 

 

 

ギギイィィィ!!!!!!

 

 

 

 

 

妄想をしてたらバスが急停車した。現実に引き戻され外を見ると

パリピな若者たちが酒瓶もってのたうち回っている。ギャルも転がっている。

車道に飛び出した者がいて急停車したのだろう。

 

 

 

 

 

・・・

 

 

・・・修羅だ。

 

 

 

ここは修羅の国か・・・。

 

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(福岡市に変えたい)

 

 

 

 

 

俺の博多美人はどこに・・・。

 

 

 

 

「好いと~よ~♡」はどこに・・・!!!

 

 

 

 

不安を抱きながら色んなバーや屋台・ナイトクラブを転々とし女子を探す。

得意気にガラケーを片手に若者とワイワイしながら天神の街を歩きクラブに入る。

見ろ!時代に逆行したスマートすぎる電話を!これが本当のスマー

 

輩「あいつは原始時代かよ」

 

ギャル「おじさんぽいなあいつ」

 

 

 

 

 

 

 

 

もはやガラケーを持ちながら歩くとからかわれる!

 

 

 

 

こんなはずじゃ…!妄想じゃあんなに完ぺきだったのに…!

 

隅っこの四隅を向きながら涙とテキーラを飲んでいたところ優しい香水の香りが。

振り向くと修羅の国に咲く一凛の花のような温厚そうなお姉さんが、

カウンターでドリンクが出来るのを待っていた。

禿げた前髪を整えて凛々しい顔で声をかける。

 

「こんばんわ」

 

「こんばんわ」

 

「東京から来たんですが福岡初めてで、、この辺でどこかお勧めの屋台ありますか?」

 

「え!わたしも東京から来たんです…!むしろ教えてほしいぐらい!」

 

「うぇ、あわっそうなんですね~おひとりですか?」

 

「女の子の同僚と来てますよ~」

 

「あ、ああっ、じゃじゃあっ良かったらのみsぬふぃうふい」

 

「えええ、タイプじゃないですごめんなさ~い」

 

「あ、あ、でもせっかくtあjbfぶdwys」

 

「…」

 

彼女はスマホをずっといじり始める。

そこに俺など存在していないかのようにスマホにのめり込む。

YouTubeを起動してお気に入りの動画を探し始める。

おのれ!スマホさえなければおじさんと飲みに行く選択肢をとっていたはず!

(そんなことはない)

インターネットさえ通じていなければスマホに逃げもしないはず!

(そうでなくても小走りに逃げてる)

こんな喧騒の中何を観ようというのか。せっかくの紳士の誘いを断って何を…

 

インターネットさえなければ…!

 

インターネットさえなければ…!

 

 

 

「ねえねえ何見てるのwww」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「え、HIKAKIN!超タイプなんだよね!!!」

 

 

 

 

 

 

 

インターネットというよりHIKAKINに敗けたのか俺は…

 

 

 

 

たまにはインターネットから離れたい

意識低い系な人向けの処世術

「一連の仕事のなかで何してるときが一番チョーシ良いですか?」

 

 

最近一緒に仕事する人や友人によくこの質問をしてキモがられている。

キモがられるがこの質問の意図は「この人は仕事で何を一番に優先するのか」

がもっとも見えてくるのだ。多分。

 

多くの人は「サービスやプロダクトをリリースした時の達成感」と

そのプロジェクトが無事に終わった想定のことをイメージして答える。

みんな仕事の達成感を一度味わうと、またそのゴールに向けて頑張ろうとする。

 

その他の回答としては以下だった。

「プロジェクトのなかでメンバー(部下)の成長がみられたとき」

「お客さまとお客さまの橋渡しをして事業が成り立ったとき(BtoB)」

「ミッション遂行のための最強のチーム構築したとき」

「分析の結果通りにエンドユーザーが動いたとき」

「トラブルの火消しがうまーく出来たとき」

「自分のプランニングを高額で買ってもらえたとき」

「クライアントと一緒にいった風俗でイッ…」

などいろいろある。(最後変なの入ったけど本気の顔で答えてくれた)

 

意外と聞くのが多いのがプロジェクトの”過程”でチョーシ良さを感じる人も多い。

さらに過程を楽しむ人ほど上流工程で仕事して(出世して)いることに気が付いた。

どの業界や会社も「仕事化」をする営業がどうしても上位に立つようになる。

それでも勿論のこと「仕事化」されたものを「成果物」にしてくれるクリエイターたちがいないと仕事にはならない。

(※どちらの方が偉いなどは特に隔たりがなく役割の違いのみです)

 

上流工程の「仕事化」する営業ほど達成感に浸ることはあまりなく、

常に「じゃあ次どうするか?」というネクストアクションを考えているか、

他の「仕事化」にかけづり回っていることを今回の調査で認識した。(以下イメージ)

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現場でたくさんのクリエイティブやシステムをつくりあげてきた人間が

上流工程にいることがほとんどなのでひとつの”モノ”をつくりあげた達成感はもう飽きてしまったのだろう。

もちろん達成感が全くないわけではないが上流工程に行けば行くほど「新しい動き方」が求められ知識や教養も変化してくる。

その変化を楽しんで仕事している人も多いのだ。

 

それでも仕事相手ごとに何に重きをおいているかは全然変わっていて、

表面的な感覚で予想して付き合うことは難しい。

 

 

「一連の仕事のなかで何してるときが一番チョーシ良いですか?」

 

 

例えば打ち合わせ後、エレベーターに向かうまでにこの質問を先方ステークホルダー(意志決定者)にして、その人が求めている”チョーシ良いポイント”を探って動きを変えてみる。

上流工程で常に新しい情報を知り得たいお客さまには、初めて聞かされるような事例の情報やチャレンジしやすいご提案を。

制作工程でクリエイティブなことに挑戦したいクリエイターには、プロジェクトのなかで自由にやって良い範囲の用意を。

 

 

意識の高い人は時代の流れに喰らいついていこうと専門的知識をすぐに取り入れて武器にする。

でも意識の低い人でもプロジェクトを進める中で各専門領域のスペシャリストを引っ張ってきて話を聞いて、要所要所スキルや知見を盗み自分の武器にすれば「意識高い風」にみえる。

もう人工知能とかIoTとか難しい世界の話は誰かがわかりやすくしてくれた後に要所だけ学べば良いじゃない。(良くない)

サラリーマンは会社に守られている分、会社から雪崩のように仕事を振られるのだから、

常日頃、仕事のなかで「なにが自身の成長ポイントになるのか」を、

誰かの「チョーシ良いポイント」に合わせて仕事するかを見極めれば勝手に脳みそにノウハウが蓄積される。

そのように意識低い系な人でも要所要所わかる人の話を聞いて搔い摘めば、うまく仕事進められるのだとおもう。

だって「世界は誰かの仕事でできている。」んだし。

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いまは師も走る年末の多忙な時期。

一年を振り返って成長を懐かしむだけでなく、手法が合っていたかを振り返る。

そろそろどうやるのかだけでなく、いつだれとどこでやるということも考えていこう。

(意識高い系界隈では「エグゼキューション」というらしい)

 

もうおじさんな僕ら老害歯車サラリーマンは2018年にさらに迫る格差社会で、

生き残るために意識が低くても常に何かにつかまっていないと食っていけないのだ。

 

がんばりましょうサラリーマン。

 

 

 

【あとがき】

つたない文章力でキモイ仕事の話ばかりとなってます。。。

そろそろ浮かれた話をネタにブログを書きたいのですが全然遊びに行けてないのです。

 

助兵衛なエントリーができるまで休みます。

がんばれおじさん!モテよう!

 (このエントリー内容自体で非モテだなあ)

 

”無いものを創る”ことは”有るものを壊す”に近い

なんだかとてもカタいインテリ風なタイトルだが思ったことを書く雑記だ。

 

最近会社の中で「自身オリジナルの組織をつくる」ことがおじさんのミッションになりつつある。

”オリジナル”というのは会社から用意された組織・体制を強化するのではなく、

アライアンス先やついてきてくれるメンバーを豊富にして強く背中を押してくれるドラクエのパーティのようなオリジナルのメンバーを集めること。

これだけ聞くと”意識高い系”なおじさんなのだが、筆者が全然そうでもないことは前述のエントリーを参考にしてほしい。

 

そんなミッションを課せられたきっかけがある。

 

低給で毎日500円で過ごしているおじさん(筆者)は、少しでもキャバクラ・スナックに行って人生を豊かにしたいので、会社に貢献して高給をもらうべく

「あんなことしたい!こんなことしたい!」と5歳児のようにのたうち回って会社の色んな偉い人に新しい収益を生み出す事業をプレゼンした。

頭の中では「キミはすごいな!新しいリーダーだ!事業部長になってくれ!」と賞賛の嵐になり、若いお姉ちゃんにも「すごいですね!パパと呼ばせてください!」とキモイビジョンが描かれていた。

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でも返ってきたのは冷たい返事。

 

 

 

「そうかい。自分でやってみたら良いじゃん。」

 

 

 

なんていうお言葉!頭が真っ白になった。

おじさん「え、そういうのは会社が動いてくれるんじゃ…」

役員「あまあまだね。これだから高卒は…。会社という組織はね、目的ごとに人員配置されるのだよ坊や」

 

モヤモヤしながら考え直してみたのだがたしかに”組織は会社が作るもの”という考えが浅はかだった。

そして構築されている組織はある目的によってつくられた最適な体制で、全社をあげて組織解体・再編成してまで投資する事業はなかなかみない。

 

徐々に考えが整理され、辿り着いた結論が

「用意された組織」「オリジナルの組織」の存在だった。

そしてそのふたつには特性や目的が全く異なることも知った。

 

「用意された組織」というのは階段のような組織体で、経験値やスキルごとに階級が振り分けられ、それぞれの立ち位置の領域の業務をこなし下からコツコツその階段を踏みながら仕事をすることで、その組織の目的の遂行を潤滑に行える状態が出来上がっている。

階級の振り分けとして全社員の中でマネジメント能力があったり、専門知識量があるセクションリーダー格があるとされる人が選定され、その管理職ベースにメンバーがアサインされることが多い。

そのため平社員は、上司や役員など”上の人”を神と崇め、言うことだけやっていれば良い状態だ。

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一方「オリジナルの組織」というのは今まで会社にないリソース(資産)で目的を達成させる場合、メンバーを自身でアサインし利益を生むことが出来る組織づくりをすること。

いままで”会社の目的”にない新しい目的が誕生するため新たに目的遂行できる集団を自分自身で構築しなければならない。

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簡単に言えば”組織を与えられる側”になるか”組織をつくる側”になるかの違いだ。

世の中のイケてるサラリーマンたちは業務の目的ごとに頭のスイッチを切り替え、

組織内での動き方を流動的にうごき高いパフォーマンスを魅せている。

 

おじさん(筆者)は用意された組織でしか階段を登っていなかった高卒の無能だから「組織は会社が用意するもの」と思っていた。

けれども「そんな甘くない!」と先人のビジネスマンたちは分かっていて、悩み、考え、「新しいことをするために新しい人を呼ぶコンテンツをつくる」というレベルアップの仕方を見出していた。

www.recruit-mp.co.jp

parallelcareer.freee.co.jp

news.mynavi.jp

 

適当に「大企業の新しいことチャレンジ」の事例を持ってきたが、

世の中の日本企業さんたちはみんな”新規事業”という言葉が大好きだ。野心家だ。

 

もちろん失敗して大きく傾いた企業も多いが、新規開拓に成功して毎度の決算報告が楽しみとされている企業もたくさん存在する。

最近の中国人資産家は世の中で名が知れている有名企業ではなく、BtoBで生き残り新規事業にトライをしてきた100年企業にたいへん注目しているのだ。

それほど日本の企業は何か壁にぶつかっては新しいところにチャンスを見出す勤勉さがある。

けれども新規事業はタダで取り組めたり2秒でキャッシュフローが出来たりしない。

企業にはヒト・モノ・カネの覚悟の投資が必要なのだ。経営者なんて判を押すのに3か月以上は悩む。そしてたいてい新規事業を進めてみる。

 

それでも新しいことチャレンジすることに覚悟が必要なのは企業だけか。

否、チャレンジしようとした人も身がよじれる思いで動かないと事は成しえない。

昔読んだソフトバンク孫正義の著書を読んでつくづく思う。

 

「安定したい」「ラクをしたい」「必要最低限の傷で済ませたい」

「あっちも楽しいしこっちも楽しい」「なにかあったときのために戻れる場所が欲しい」

 

そんなことを言っている状態では何も生まれないことは偉人の歴史をみればわかる。

 

無い組織を作ることで新しい目的が出来る 

有る組織や元々の目的を危機(リスク)にする 

※もちろん新しいことをやることで既存の組織に影響がないこともある

 

もっといろいろ壊していろいろトライせねば。

毎日500円生活から抜け出すためには自分で組織を作らねば。

今のぬるま湯な階段を壊すことを恐れないようにせねば。

そうしないとおじさんは

 

 

 

 

 

 

スナックの37歳に振り向いてもらえないのである。

(はい!動機が不純~~~!!!)

 

ナンパしたギャルに気付かされた無趣味という”悪”

誕生日から2週間経った今、自分の年齢とこれからを深く考えている。

誕生日の当日、おじさんは仕事終わりに昔の悪友と渋谷に繰り出しあるギャルをナンパした。

場所はヒデヨシさんのエントリーで興味があった「Public Stand」の渋谷店

www.public-stand.com

 

年は2こ上の体つきのしっかりしたチアのギャルのお姉さん。

本当はそのお友達(都会系お姉さん)が可愛くて声をかけたのだが、

チアギャルとはそこそこ共通点も多く話も弾みすぐに仲良くなった。

おじさんは何年かぶりに”その日出会った女性”にLINEIDを聞かれて喜んだ。

(もちろんこの日シモはstandしていない)

 

たいていのこのようなケースは「いつか飲み行こー」という社交辞令で終わり、

その後一生LINEをしないまま後日「ダレコレ?」となるのだが、そのチアギャルは

 

「明日空いてる?」「なにしてるの?」

 

とかなりマメにLINEをくれた。

「こいつ…もしや惚れたか?」という淡い想いと、「ハンドクリームとか買わされそう」という猜疑心の半々だったが、恋心とは別物の「また会ってみたい」という気持ちが強かったので出来るだけ日程を合わせるようにした。

単純にこんなカタチで友達になってくれる人が久々にいて嬉しかった。

 

初めての食事で待ち合わせに指定されたのが「新宿パークタワー

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「さ、”財布”は嫌だぁ~!!!く、食いものにされるぅ~!!!」

 

場所的にもたっかいレストランに連れていかれそうだったので

なるべくお金持ってなさそうな大学生みたいな恰好で向かったのだが、

場所は雰囲気のいいおしゃれなカフェラウンジ。カフェラテの味や良し。

restaurants.tokyo.park.hyatt.co.jp

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割と上品な身なりで遅れてきたチアギャル。おお、お綺麗じゃないですか…

改めて仕事を聞いたのだが淡い期待はすぐに打ち消され、「え、マルチだよw」とあっさり言われた。

調子に乗っていた自分を恥じた。おじさんがこんな͡͡͡͡娘に…そんなことわけない…

とはいえ昔マルチな仕事の手伝いをしていたので対処法も知っているし、

特にマルチへの偏見もないし、金の稼ぎ方など自由だ。

なんならご馳走してほしいくらいだ。

 

そのギャルには「おじさんは仕事が生きがいだ」「俺の仕事はすごいんだぞ」と

40代の唯一必殺技”仕事ドヤ”を繰り広げていたのだが興味を持って聞いてくれた。

今までは若い女子のうんざり顔を察しつつ「奢ってやるから許せ」と泣きながら散財をしてきた。

この娘は優しい笑顔で聞いてくれて天使だとおもった。それでも

 

 

「へ~すごいね!それで、趣味はなに?」

 

 

あんなにドヤしてしてたのに突然言葉が詰まった。

おじさんは無趣味なのである。

散歩はよくするが趣味と言えるほどでないと思ってるし、「散歩」と答えられたひとは困るだろう。

今まではケラケラとしながら「無趣味でーす☆」と平然と言ってきた。

今回なぜ言えなかったのだろう。

 

ギャルは会社勤めではないので平日は毎日人と会い、土日はほぼ無給でチアの活動をしている。

土日お金が発生しない仕事を何故出来るのか理解ができなかった。

 

でもなぜ彼女は嬉々としてチアのメンバーと毎週踊っているのか。

イケてる選手とイイ感じになりたいとか脚光を浴びたいとかか。

いやそうじゃない。

 

趣味だからだ

  

おじさんには楽しみとして愛好としている事柄がない。

それがどんなにつまらないことか、彼女のバイタリティをみて知った。

だから本人を目の前に安易に無趣味と言えなかった。

「んーまあ仕事頑張ってるなら良いんじゃない?」とフォローもあったが、

初めて自分に趣味がないことをとても恥じた。

 

* * * 

おじさんが好きなアーティストや選手などは全員なにかしら”自分を表現する手法”がある。

歌う・踊る・描く・奏でるなど自身のアイデンティティを示す”なにか”がある。

それに気づいたとき無趣味な自分が何者でもないような気がして恥ずかしくなった。

「自分といえば=仕事頑張るマン」なんてつまらないものを築き上げてしまった。

社会の一部として、会社の歯車として”順応する”ことは、みんな当たり前にやっていることであって慢心することでもなく、焦ることでもなく特化する必要はない。

 

自分自身なにをしているときに生きがいを感じるか、それをどれだけやりきって世に残すか。

クリエイティビティな人間は誰から見ても輝いて見える。

 

”生きる”とはそーゆことなのであろう。

おじさんのような社畜の目はまさに死んだ魚の目。

 

”生きねば”

 

P.S.

趣味探しのためにGoogle先生に「趣味」と聞いてみたのですが、

一番オススメされた記事の中に”在宅ワーク”があって笑いました

matome.naver.jp

 

とりあえずTENGAマトリョーシカでもつくることにします。

 それでは。

働きすぎ改革と仕事の意義

昨今「働き方改革」という言葉をよく聞くようになった。

プレミアムフライデーをはじめ、在宅ワーク&週休3日など、

労働者に心のゆとりと”消費”のタイミングを供給する流れに社会はなってきた。

  

だけども日本人は勤勉な人種。おじさんの会社も古い考えが蔓延る。

その結果今月は。。。

まったく心のゆとりもない!

むしろ”働きすぎ改革”を推進してしまってる!

※全然ブログ書けませんでした

 

サービス残業はあたりまえ、始発帰り3時間睡眠、下着を買い込み会社宿泊なんでもセット。

身体までも”おじさん”だったら今頃若いおねーちゃんと逃避行してるだろう。

10月の今日までで既に300時間以上の労働。まったく楽しい限りですね。

 

突然語りだしたいのだが、おじさん(ワタシ)の昔からの理念で、

仕事への向き合い方に対して2種類の人間に分けられると考える。

Aくん「クライアントさまとそのお客様が喜んでくれることが誉れ。自分の頑張りが報われれば報酬は後からでも良い」

Bくん「まずは前提条件と環境が大事。いただく報酬の中で出来ることまでやります。あくまで仕事はお金をつくる手段」

 

どちらも否定するわけではないが私自身はAくんタイプだ。

少し情緒的で承認欲求も強い方であるため、どちらかといえば真性ではなく”Bくんみたいに割り切れないAくん”だ。

Bくんタイプも仕事以外にやらなきゃいけない家庭のことや、趣味などやりたいことを重視しているので素敵だ。

 

またそれから職階によっても考えが変わる。

下っ端クラスだとAくんBくんどちらの働き方をしても得られるものを得られない痛手は本人にしかない。

だがAくんBくんを部下に持つリーダークラスだと彼らの生産性を考えないと、

プロジェクトシートが赤字になる可能性もある。そうして自身やメンバーの賞与も減る。

クライアントにオーダーされたこと以上を仕事してしまうAくんにブレーキをかける。

クライアントにオーダーされたことの必要最低限しか仕事しないBくんのモチベーションをあげる。

その二人をうまくコントロールしながら与えられたミッションをクリアし、さらに高みを目指す。

大人気漫画でも言われているがリーダークラスはその経験則から考えることが多く責任がのる。

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まさに今自身のチームには、野心にあふれた主観的能動的な比較的年齢層の若いAくんタイプと

スキルがありながら必要最低限のパフォーマンスを発揮する客観的なBくんタイプが混在している。

深夜残業したり、休日にクライアントに同行してお手伝いをしているAくんタイプのおじさんをみて、

Bくんから「からだ大丈夫?無理していない?」と心配されつつ嘲笑されている。

ふとした時に見るBくんのSNSはキラキラしていて眩しいこともあるが、

「俺の代わりにもっと”消費側”に回ってくれ」とも思うので妬ましい気持ちは生まれない。 

でもやっぱりライフワークバランスをうまく取れる人は羨ましい。 

 

 

それでも Aくんタイプの仕事を続けていると色んな人に顔を見せることになり、

付き合う人が多くなる。自然と仕事に巻き込める人も多くなってくる。

人それぞれその仕事にかける熱量の違いはあれども皆同じ方向に向かった人が集まる。

人の感情に触れる機会が多くなると大きいミッションを達成したときに得られる達成感は大きい。

今回忙殺されていたプロジェクトでは涙腺が熱くなるほどの達成感を得られた。

昔参加したどこか企業のプロジェクトレポート発表会でこんなことを聞いたことがある。

「みなさんも味わったことあると思いますが、苦しくなるようなたいへんな仕事も

そのあとのメンバーとの酒の場を考えると頑張れますよね。」

その達成感を知っているひとは何にも代え難い素晴らしい体験を知っている。

 

仕事によって得た報酬で”消費”した物品・体験をSNSでシェアするよりも

仕事によって得た達成感をお酒の場でメンバーとシェアしようぜ

 

Bくんにはこう言ってあげたい。

あくまで仕事への向き合い方の違いの話なので否定ではない。

ただ”お金で買えない価値がある”そのことを知ってもらいたい。

マスターベーション

 

え?

 

 

Tinderは散歩する場所じゃなかった

おじさんは二日酔い解消のための街ぶら散歩だけでなく、

インターネットという情報世界の地でも散歩する(特にお金と女について)

いわゆるネットサーフィンというやつだ。

もちろん仮想通貨バブルの波にも女の子にも乗れてな…おっと失敬。

 

今日はちょっとかわいい助兵衛な出会い系サービスのお話だ。

Pairsでは「人気男性会員のサンプルプロフィール」に選ばれ、

Omiaiでは男性会員ランキング500位以内、Poiboyでは食べログ評価4.5以上を

獲得するなどいろいろなサービスでそこそこの地位で偉そうに女の子をスワイプしてた。

それぞれのサービスの特徴はこの方がわかりやすくまとめてくれてるのでそちらを。

pairs-with-omiai.com

 

そこで最近始めたのがタイトル通りTinder

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元パリピ属性なおじさんなので周りにいる女性も割かし海外かぶれ女子が多い。

そんな彼女たちがクラブでのDQNナンパに疲れ、使い始めたのがTinderだという。

ネット世界ではイケメンになりきるDQNおじさん(僕)も早速登録した。

※もちろん即日ゴールドメンバー

 

使ってみると意外とパリピっぽくないサブカル系女子大生やレイヤー女子もいて、

海外発のサービスとはいえしっかりと日本の若者女性に浸透していた。

よく行くガールズバーの女の子に話を聞くと他のマッチングアプリと違い、

「マッチしないと男性から一方的にメッセージ来ないのが良い」とのこと。

 日本のマッチングサービスはなんだかんだ男性にも優遇するから、いきなりキモオタのおじさんから長文プレゼンメッセージが来て心がしんどいのだそう。

(これを聞いた僕も胸が苦しくなった。。。世のおじさんも必死なんだわかってやってくれ)

 

 ガールズバーの女の子の言葉を借りるが早速おじさんもスワイプ活動を始める。

ふむふむ。

好みか否かによって右と左にスワイプするだけで他サービスと違いシンプルだ。

かつての女性議員のように力強く、時に事業(プロフィール)確認をしながら仕分けを行った。

 

 

…あれ?

 

「共通の友達」?ナニコレ?

おじさんこの人知ってるよ?クライアントさまじゃないか?

 

え?Facebookでの共通の友達も出るの?

 

Facebookの直接の友達も出るじゃん笑笑笑

 

普段から飲兵衛で女好きなキャラのおじさんなので大きなダメージがあるわけではないが、やっぱりキセキの激盛れ自撮りを見られるのは恥ずかしい。

同僚にも「女の”SNOW”よりひどい詐欺」と言われた一枚は仕事関連の人には見られたくない。

大きなプロジェクトを回してても出会い厨おじさん

部下に慕われてても出会い厨おじさん

出会い厨おじさんと語尾につくだけでそれまでのすべてを否定するほどの力がある。(もちろん僕はプロジェクト回さないし慕われてもいない)

 

日本のサービスはたいていこの誘い文句がある。

Facebookの友達同士は表示されません」

世の男は助兵衛ばっかりなので隠れたとこで女の子と関わりたい。いや交わりたい。

そんな助兵衛を安心させる言葉だ。会員となるフックのひとつにはなるであろう。

Tinderもそうだろうと思っていた。

 

おじさんは固定概念に負けたのだ。

なんだか海の向こうから「日本の男たちよシャイにならず勝負せよ。立ち上がれ。」と聞こえてくる。

 そうだ。目的遂行のためにコソコソしていないで勝負しよう。立ち上がろう。

女の子だって素敵な男性との出会いを夢見てスワイプ活動しているのだ。

シンプルに散歩しよう。

 

 

おじさんはプロフィール写真をタイで撮った二人の女の子男の子を脇に抱えた写真に、プロフィールテキストをつぎのようなカッコいいものにして引き続きスワイプ活動をしようと思う。「EDですが優勝したいです」

 

立ち上がるんだ。

日本中の助兵衛な男たちと俺の息子よ。

おじさんは散財した

先週末の金曜日、仕事を片付け楽しみにしていた前職のメンバーが集まる飲み会に向かった。

気が付けば翌朝6時。駅のベンチで朝マックのマフィンを片手に持ちながら目が覚めた。

 

ーーー(回想)ーーー 

 

おじさんの前職はスマホアプリの開発・運営をするメガベンチャーぽい企業で、

社員の平均年齢も若くいわゆるパリピっぽい気質のメンバー集まる社風だった。

そこへはかなり若いときから入社していたため(色んな意味で)可愛がってくれるので、転職したあとも集まると心地が良いのである。

 

 最年少の僕が予約したのは夏の終わりにぴったりの屋外テラスがある

TexMex DiningBar Otra(オトラ本店)

https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13024461/

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暑くもなく寒くもないちょうどいい気候の中、

週末のビールを気の知れたメンバーと乾杯するのは

皆さんも想像しただけで胸が躍るでしょう。

 

既に大半は揃っていて遅れて合流。(幹事しっかりしろ)

キレイなお姉さま方と乾杯して男子メンバーも揃い始める。

店員さんの接客や美味しいメキシカンな料理にはかなり満足した。

 

みんなの近況報告をしながらあっという間に終電の時間に。

お会計を済まし、〆の言葉と思った矢先に席に運ばれてきたのは、

なんとパリピの血液「テキーラ

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 老体にはキツい…。

それでもお姉さま方の前では明るく飲まなければ…!

「うっひゃ~!もういっぱぃ………」

 

 ーーー(回想終わり)ーーー

 

すべてこの液体のせいだ。

僕は幾度となくこの液体に身も心もお金もワンチャンスも削られてきた。

休日をまるまる潰され、オナニーより強い虚無感を何度も味わい、

「二度と飲むものか、二度と飲むものか」と言い続けてきた。

生粋のパリピならば水のように飲めるし、GACKT様なら瓶ごと飲めるのだろうが、僕のようなエセパリピはすぐに 潰れる。そして地面に転がる

おじさんにはストロング缶ぐらいが調子いいのだ。

 

財布をみれば数人従えていた諭吉大先生に見放され、

2人の英世の坊主があざ笑うかのようにこちらを見ていた。

おじさんは散財した。

いい加減『終電で帰る』というスキル習得したいものである。 

 

今日から散歩では銀杏を拾って食いつなぎます。

 

追伸:

朝マックをおごってくれたSierおじさん2人組(35歳)ありがとうございます。

謎にLINE交換したのでいつか遊びましょう。